春はじめ ろうそく置くや 雪のなか
2月26日に環境集会が開催されました。
環境のことを考えるきっかけづくりとして年ごとにテーマを設けて講演や学習会等を池田町内の環境団体さんが協力して実施されています。
今年のテーマは「いけだエコキャンドル」。
エコキャンドル実行委員会から環境集会という場をかりてスライドショーと意見交換の場を設けました。スライドショーでは開始当初から現在にいたるまでの活動を振り返り、意見交換ではエコキャンドルのこれまでとこれからについてざっくばらんに話し合いました。意見交換で出た意見は下記の内容になります。
改善する必要のある点(代表的なもの)
〇準備に携わる人がもっと一体感を感じられるように工夫する必要がある。
〇全体作業で集まったときにはみんなで一緒に食事を食べたい。
〇当日の来観者にも片付けに参加してもらえるしくみを工夫する必要あり。
〇ろうそく作りや全体作業などの案内はあった時や電話などで直接声をかけてほしい。その際、知った人が声かけをする必要がある。
エコキャンドルが良いと思われる点(代表的なもの)
〇幅広い世代の方が一緒に作り上げていくイベントとして続けてこられた点が良い。
〇池田を全く知らなかった人がエコキャンドルを通して来てくれるのが嬉しい。
〇来観者から「来てよかった」、「見られて良かった」等、喜んでもらえるのが嬉しい。
〇普段に会えない人と会えるのが嬉しい。また、若い人と一緒の作業は元気がもらえる。
環境集会に参加しながら「エコキャンドルの役割は何か」をあらためて考えさせられました。自分たちが暮らす「環境」について考えるきっかけとしてスタートしたエコキャンドルですが年を経るごとに若い人からお年寄りまで、みんなで一つのものを作り上げていく「まちづくりのイベント」としての役割が大きくなってきたように感じられます。「人とのつあがり」といったようなすこし広い意味での「環境」について触れたり、考えたりする役割が求められているように思われます。環境集会でいただいた意見を取り入れるなかでこれらの役割に応えて実施していきたいと思います。