池田町内で取り組まれている様々な環境活動を、広く一般の人々へ情報発信する手段としては、以前より、町発行の町報 『広報いけだ』 への掲載がありました。
毎月、役場の環境向上推進担当の職員が受け持つページがあり、行政からの環境向上推進に関わる情報を発信しています。
これに対して 『かえる通信』 は、民間の環境実践団体「環境パートナー池田」が発行する、環境活動のみを掲載する環境専門機関誌です。
平成16年8月に創刊され、毎月発行し続けています。
かえる通信の最大の特徴は、池田町内の環境活動に関することであれば、運営主体を問わず、行政・関連団体・個人の内容に至るまで、あらゆる内容を掲載するという姿勢です。
このことにより、とかく縦割りで他との交流が持ちにくくなりがちな事業が、情報を共有するうちに、緩やかに連携されていきます。
別々に行われていた類似の活動が集約されてグレードアップしたり、単独の活動では実現が難しそうな企画が合同・分担などの連携を見いだして可能となったりという効果も現れています。
官民の垣根をなくし、利害や立場を超えて緩やかに連携するという、まちづくりの究極の姿勢に対して、環境機関誌による情報発信というツールによって、ひとつの方向性が確立されてきているのです。
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