うららの川は、うららで守る |
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池田町は、川の流域に集落が点在しており、ふだんの暮らしと川とは、切っても切れない関係をもってきました。
今でこそ、農林業に専従する人が減り、川と生活とが直接関わることは、少なくなってきています。
それでもなお、川は、今でも私達にとって、最も身近な自然の存在といえるのではないでしょうか。
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生活の場であった川は、かつては生活の仕方そのものが、川との共存に適したものとなっていたのではないかと思います。
それが、人間の生活スタイルが変わり、川を必要としなくなるにつれて、川を単なる「水が流れる場所」としか認識しなくなり、何でも流してしまうことに抵抗が薄れてきたのではないかと思います。
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池田町の川は幸い、極端に汚れた状態にまでは至っておらず、一見、清流が美しく残されているようにも見えるほどです。
でも、川に入ってよく見れば、やはりスーパーのポリ袋や、肥料袋、空き缶類など、様々なものが目立つようになりました。
「昔の川を取り戻したい」
こうして、まちおこし21が中心になって、町の人たち全員で取り組む「川クリーン大作戦」が始まりました。
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春、雪解けを迎えると、町内で一斉に河川周辺の清掃活動が行われます。
川の清掃は集落単位で、それぞれ集落の事情に合わせた方法で行われます。
様々な方が、思い思いの道具を持って、参加してくださいます。ゴミを拾ったり、不法投棄された粗大ゴミや危険物などを回収したりしていきます。
毎年行われる成果もあって、年々集まるゴミの量は減りつつありますが、それでも4トン車に2台程度は集まります。
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川の維持については、このほか、春から夏にかけての草刈りなども、主に集落単位の判断で、適宜行われています。
「うらら(福井弁で私達の意)の川を、うららで守る」
川の維持活動は、目に見える「共助」の活動として、池田町で最も根付いたものといえるでしょう。
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