地 勢
福井県池田町は、福井県の南東部、岐阜県境に位置し、総面積19,472ha、38集落からなり、東南部は部子山(1,464m)から冠山(1,257m)を経て岩谷山を結ぶ山岳地帯に囲まれた小盆地の町で、山林面積が91.7%を占めています。
中央部には、約450haの肥沃な耕地を有します。
冠山を水源とする足羽川に、魚見川、水海川、部子川が合流して、福井市へ流れる源流のまちで、流域に集落が点在しています。
町内外のアクセスは、公共交通としてはバスのみで、1日数本と少なく、自動車交通が基本の地域です。近接するインターチェンジは、福井IC、鯖江IC、武生ICからそれぞれ30〜45分程度、関西中京都市圏へ、3時間程度でアクセスすることが可能です。
人 口
平成18年7月1日現在で、人口3,566人、世帯数1,106戸と、人口・世帯数ともに年々減少を続ける過疎の町です。
一方、高齢化は急速に上昇しつづけ、平成18年4月1日現在で37.6%と、県内1位の高齢化率となっています。
産業等
農林業は、経済構造の変化や少子・高齢化から厳しい状況にありますが、大半の住民が農地・山林を保有している点で、基幹産業です。
ただし従事者数では、製造業・建設業従事者が多くなっています。
観光については、年間で10万人を切る水準です。
町づくりの指標
町民意識調査では、「町のイメージ」「町の自慢・誇り」について、「豊かな自然・歴史・文化」や「人情味」という回答が高く、さらに「まちづくりの主体・関わり方」については、「行政との協働」への関心度が高くなっていました。
池田町が抱える様々な問題に対し、すべての人が健康で豊かに、自然と調和・共生しながら、安らぎのある暮らしを営み、人々が集い交歓する活力に満ちたまち。
美しく、風格あり、安全で、安心して暮らせるまち。
このような池田町の将来像で、第4次の池田町総合振興計画の目標を、次のように定めました。
「風格ある、美しいほっとランド池田」
今後は、町民と行政とが自助・公助・共助の役割分担のもとで、地域固有の資源(自然・文化・人情)に住民独自の知恵と工夫を加えて地域総合力を発揮・発展させていくまちづくりを展開したいと考えています。
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