先ず隗より始めよう |
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ゴミを資源へと再生するために、最も重要で、しかも難しいのが、分別作業ではないでしょうか。
分別項目がめまぐるしく変わったり、分別保管するときの手間が多かったりすると、よほどの環境意識が高い人でなければ、なかなか実践し続けることができません。
これでは、
せっかくよいリサイクルシステムがあっても、地域全体へと浸透させていくことは難しくなってしまいます。
ただ、分別するという行為そのものは特別難しいものではなく、習慣としてしまえば、さほど手間とも面倒とも感じずにできるものです。
そこで、池田町役場など、公的機関の職員たちが「まず隗より始めよ」と、自分たちの職場の中で、できる限りのリサイクル分別に取り組むようになりました。それが「資源再生アタック100運動」です。
具体的には、紙ゴミ100%資源化を中心に事業所ゴミを24分別し(現在の池田町内の一般ゴミは10分別)、用紙等の環境配慮の使用法を推進し、各事務所内に分別リサイクルステーションを設置するというものです。
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紙ゴミについては、これまでは、ティッシュ、裏カーボン紙、紙パック、シュレッダーくず等はリサイクルできないとされていたため、燃やせるゴミとして出していたのですが、リサイクル処理できる業者を開拓し、提携することができたため、紙ゴミの全量リサイクルが可能となりました。
さらに、事業所内の個別ゴミ箱や燃やせるゴミ箱を撤去し、分別リサイクルステーションで一括管理することで、分別の徹底を図り、最小限のゴミですませるための再利用等も進むようになりました。
また、各課から「エコオフィス推進員」を選出してもらい、意見交換などの交流を通して、環境美化活動の推進と職員の意識向上を図っています。
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取り組み始めたばかりの頃は、職場内での理解にもばらつきがありましたが、根気よく続けていくうちに、半ば無意識で手が動くように、分別が習慣となって、定着してきています。
こうした取り組みの結果、燃やせるゴミの量が大幅に減少しました。たとえば、役場でそれまで月90kg出ていた燃やせるゴミが、取り組み後、月20kgに減量しています。
現在では、池田町役場庁舎、診療所、健康福祉センター、老人福祉施設、農林公社、給食センター、小中学校、保育所など、様々な施設で取り組みが展開されています。
今後は、これまでのノウハウを活用し、民間の事業所や一般家庭へも拡大していけるように、普及についてのタイミングと取りかかりの仕掛けを計画しているところです。
資源再生アタック運動推進内容
1 事務所のゴミ24分別
2 1のうち、紙ゴミ全量リサイクル
3 用紙の合理的使用
4 各事務所に分別リサイクルステーションの設置
(個別ゴミ箱撤去、事務所内の燃やせるゴミ箱撤去)
5 各課からエコオフィス推進員選出
(環境美化推進と職員の意識向上を図る)
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分 類 |
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収集方法 |
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紙資源の分類 |
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新聞紙
段ボール
雑誌・チラシ
カラー紙類・・包装紙
封筒
名刺
両面ミスコピー用紙
片面ミスコピー用紙
自販機用紙コップ
リサイクル紙ゴミ
シュレッダーくず
機密文書 |
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資源回収
資源回収
資源回収
資源回収
資源回収
資源回収
再使用
業者引取
リサイクル業者引取
リサイクル業者引取
リサイクル業者引取
リサイクル業者引取 |
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その他の分類 |
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割り箸
生ゴミ
アルミ缶
スチール缶
スプレー缶
びん
ペットボトル
プラスチック容器包装
燃やせないゴミ
燃やせるゴミ
有害ゴミ
ビデオ・カセットテープ |
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業者引取
食Uターン
資源ゴミ
(清掃センター)
資源ゴミ
(清掃センター)
資源ゴミ
(清掃センター)
資源ゴミ
(清掃センター)
資源ゴミ
(清掃センター)
資源ゴミ
(清掃センター)
清掃センター
清掃センター
清掃センター
清掃センター |
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