とけはじめた雪の間から、ふきのとうが顔をのぞかせます。
緑薫る風が吹きはじめると、軒先にツバメの巣ができています。
光る川、流れゆく雲、ざわめく梢、虫の音、鳥の声・・・。
今の池田町がこうしてあるのは、代々にわたって受け継がれてきたからです。
そして私たちもまた、そうあれかしと、受け継いでいこうとしています。
池田では縄文時代の石器も発掘されています。7千年以上もこのまちは続いているのです。
また、鎌倉時代には、平家の落人がこの地に姿を消したという言い伝えもあります。
池田を語る上で欠かせない能面も、このころの作のものが残っています。
北条時頼が雪の中で立ち往生し、池田にとどまった折から始まったと言われている「水海の田楽能舞」は、800年ものあいだ、変わることなく現代に続いています。
自然、そして文化、時代が移っても変わらないことの素晴らしさを、伝え続けていきたい。
私たちは願い続けています。
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龍双ヶ滝(日本の滝百選)
池田町役場から15kmほど、福井県大野市に近いところにある滝。60mの高さから扇状に流れる豊富な水は、冷たく澄んでいます。
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冠山(21世紀に残したい自然百選)
標高1256.6mのこの山を越えると、岐阜県美濃地方。昔から美濃との交流には、この山の峠が使われたと言われています。かつては多くの人が行き交った山ですが、今なお美しい自然が残り、人々が山を大切にしていたことが伺われます。
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かずら橋
足羽川上流に架かる天然のシラクチカズラで作られたつり橋。
高さ12mの橋の真ん中に立つと、水源に近い上流の川特有の、少し速い清流の音が、川によって作り出された天然の反響板に響き渡ります。
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水海の田楽能舞(国指定重要無形民俗文化財)
北条時頼が諸国を行脚していた折り、雪のため、余儀なく水海で越冬することになってしまい、時頼を慰めるため、村人が田楽を舞って歓待し、その御礼にと、時頼が能を舞いました。
そのときから、毎年2月15日には、田楽4番、能舞5番を舞う「田楽能舞」が行われるようになったといわれています。
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※ただいま、フォトギャラリー「いけだ歳時記」を作成中です。アップロードまでもうしばらくお待ち下さい。 |
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